「未来に楽しいことを設定するとドーパミンが出る」、元PRIDEトップ戦士が子供たちの夢を後押しするイベントを開催
7月19日(日)、一般社団法人You-Do協会主催(以下、You-Do)によるイベント「アスリートと子どもたちの出会いの日」が、オンライン上で開催された。
You-Doは、元総合格闘家の大山峻護さんが「障害のある子どもたちとアスリートが一緒に遊び、心を豊かにする機会をつくる」という想いで設立。この想いを形にしたのが、今回のイベントで、大山さんの想いや活動に賛同したアスリート、ボランティア(ファシリテーター)が集まり打ち合わせを重ね、子どもたち、各24名・総勢72名が集まった。
参加した子どもたちは、産まれた時から身体的障害、知的障害を持っている子がほとんどで、それぞれ親のサポートを得ながらイベントは行われた。
未来のワクワクを考えることが幸せになるための秘訣!?
大嶋啓介さん
ファシリテーターの一人、独自の公開朝礼が話題となった居酒屋「てっぺん」の設立者、現在は、高校野球のメンタルコーチや、チームビルディングに関する講演活動を行なう大嶋啓介さんの挨拶から始まった。「未来に楽しいことを設定するとドーパミンが出る。ドーパミンはやる気、喜びホルモンと言われている。」と話し、未来のワクワクを想像することの大切を伝えた。
イベントは、子どもたち、アスリート、ファシリテーターが1組になり好きなこと、叶えたいこと、ワクワクすること、夢について話した後、全員で共有するというスタイルで行なわれた。医師から歩くことができないと診断されたにも関わらず、必死に努力して歩けるようになった、ゆいかちゃんの目標は「新国立競技場を歩いてみたい」というもので、参加者全員から大きな拍手が送られた。
他にも…
「バンドを組んでベースの練習中。学園祭で演奏したい」
「旅行に行きたい」
「大好きなミッキーに会いに、ディズニーランドに行きたい」
「大好きなキャラクターのドレスを着たい」
といった夢も。