他の女性の幸せにイライラ・モヤモヤしてしまう時は
イライラをコントロールするには
■論理的に考えてみる
実はこの「本来同じであるべきなのに、あの子は持っていて、私は持っていない」→「不平等感や焦りを感じる」、という流れは冷静に考えてみると論理が飛躍してしまっているのです。
というのも「あの子が持っている」という事実と「私が持っていない」という事実はなんの因果関係もないからです。同様に「あの子が持っている」から「今後私は持てない」というのも論理的には成り立たないでしょう。
この状況を紐解いてみると、本当は自分だって手にする可能性があるのに、それを差し置いて「あの子は持っているけど私は持てないのではないか」と早とちりしてネガティブな気分になってしまっているという状況です。つまり「相手が持っている」という点のみからとても悲観的な見方をしてしまっているのです。
■視点を変えてみる
ではそんな悲観的な見方をやめるにはどうしたらよいのでしょうか?
答えは簡単。イライラ・モヤモヤした時に「でも自分の幸せの量は減らないよ」と自分に言い聞かせてあげるのです。ネガティブな気分は瞬間的に生じてしまうもので、それ自体を最初からなくすというのは難しいですし、そうしなくてもいいものです。
ただ、ネガティブな気分になったら自分を客観視して、「なぜネガティブな気分になってしまっているのか」「ネガティブな気分でいつづけるべきなのか」をちょっと間をおいて考えてみましょう。このように、一度落ち着いて状況を確認するクセがつくと「あれ、極端な考え方をしてしまっているかもしれない」と気づくことができ、冷静に「あの子の幸せと自分の幸せは関係ない」という事実を思い出すことができます。
ここまでできたらあとは「自分の幸せは減らないよ。だからイライラ・モヤモヤしなくても大丈夫。」と自分に言ってあげましょう。そうするときっとネガティブな気分もすーっと引いて前よりも楽に相手の幸せを喜ぶことができるようになるでしょう。
これができるようになると、相手のどんな話も楽しく聞けるようになるし、一緒に喜べない自分を責めることはなくなります。百聞は一見に如かず。今度他の女性の幸せ話を聞いた時は、是非実践してみてください。
[文:ストレススキャン編集部]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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