あなたは大丈夫?パワハラ被害の会話パターン3つ

タグ: , 2020/1/19

3.三角コミュニケーション
課長「◎◎部長が、お前のことを『最近怠けてる』と言っていたぞ!」
しかし、実際、◎◎部長は、そこまでのことは言っていない。

こうしたハラスメントにおける攻撃パターンを知っておくのが、パワハラ被害から脱する第1歩です。孫氏の兵法じゃありませんが、「敵を知れば百戦危うからず」ということですね。

これに自分自身を落ち着かせる方法、怒りのエネルギーを適切に使う方法をマスターすれば、パワハラによる傷つきは大幅に少なくなりますし、すでに傷ついている人も回復することができます。

ハラスメントによる傷つきは、早い段階で、うつや不安障害といった精神疾患レベル(通院の必要があると言われるレベル)になっていなければ、2回程度の個人カウンセリングセッションで回復します。

カウンセリングの内容は、およそ以下のとおりです。

・ハラスメントのパターンをテーマとしたサイコエデュケーション。
・ハラスメントをする側の不安と攻撃性をテーマとしたサイコエデュケーション。
・マインドフルネス。
・グラウンディング。
・自動思考に対する認知行動療法的アプローチ。

(本稿は、カウンセラー’sブログより抜粋したものです)

向後善之(ハートコンシェルジュ・カウンセラー)

[記事提供:カウンセリングのハートコンシェルジュ(https://www.heartc.com/)]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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