人間関係でイライラした時の対処法、「ダメのスタンプカード」に気づき、見るところを変える方法とは? ~感情コンサルが語るちょっとした感情コントロールのコツ①~
押野氏は、「上司部下のように力関係がはっきりしている時ほど、上の立場の人が気づく必要があります。相手を変えるのではなく、自分が変わるという意識を持つこと。自分が大切にしていることを伝えて良い関係を築けば、人や組織が育ち、ノルマ達成、成果が出るようになります。」と続けた。
同僚やクラスメイトに対しても同じ。ダメ・苦手と決めつけてしまうのではなく、なぜダメ?なぜ苦手と考えることで、自分の本当の気持ちに気づけるはずです。理由がわかると、ふと肩の力が抜けて、優しい気持ち、幸せな気分になれると思いませんか?
次回は、「ハッピーな感情」でいることが仕事に与える影響についてご紹介します。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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押野 満里子
「感情コンサル(R)メソッド」開発者
一般社団法人感情セラピー協会代表理事
二光光学株式会社取締役(サファイアガラス加工会社)
信州長野の中小企業の跡取りとして生まれ、後継者としての苦悩を数々経験。そんなある日、得意先から突然の契約打ち切りを宣告され経営が暗転。「解決策」を求め、さまざまなセミナーに参加し、悶々とした日々を過ごす。あるとき、「感情を無視して頑張っても、成果が出ない。結果的に幸せになれない」ことを痛感し、「頑張る」とは真逆の、「感情こそ結果を出す鍵である」ことに気づき、3000回以上にわたり感情との対話を続ける。
その結果、会社を創業50年以上続く優良企業に育て上げることに成功し、「経営上のほぼすべての問題は、経営者の感情のなかにある」ことを確信。
「感情を丁寧に扱うことで、楽に、早く結果が出て幸せになる」感情コンサル(R)メソッドが誕生。その後、500人以上の経営者・社長にのべ1000件以上の感情コンサルを行い、「経営者の感情」を変えただけで「本当に結果が出る」ことを実証。評判が口コミで広がる。現在は、頑張らずに成果を出し、使命を果たしていく「感情コンサル(R)メソッド」の普及に使命と情熱を感じている。
著書:
『未来の私は笑っていますか? 一瞬で心が軽くなる感情セラピー』(ヴォイス)
『社長はメンタルが9割』(かんき出版)
一般社団法人感情セラピー協会:https://ecm.ac/