間質性膀胱炎という症状をご存知ですか?

タグ: , 2020/3/3

[記事提供:オクノクリニック | モヤモヤ血管による慢性痛治療(https://okuno-y-clinic.com)]

Q:頻尿と下腹部の痛みで病院に行ったら、間質性膀胱炎と言われました。どんな病気ですか?

間質性膀胱炎は、膀胱の壁に慢性的な炎症が起きてしまい、膀胱に痛みが生じるとともに頻回に尿意を催す病気です。また膀胱が繊維化(硬くなってしまう)して萎縮します。

英語では Interstitial Cystitisとも呼ばれます。

間質性膀胱炎の方の膀胱を詳しく調べると、異常な新生血管ができてしまうことが知られており、これが原因となるとされています。膀胱の中に水を入れてふくらませる、膀胱水圧拡張術という処置によって異常な血管を観察して診断します。ハンナ病変という、新生血管の集まりを確認することで間質性膀胱炎と診断します。ハンナ病変がない場合は、膀胱痛症候群(Bladder pain syndrome)とも呼ばれます。

治療としては食事療法や薬物療法、経尿道的な手術などの治療法がありますが、従来の治療では十分に満足な結果が得られないことも多くあるとされています。最近になって異常な新生血管を標的にした血管内治療という新しい治療法も開発されています。詳しくはこのページの後半もお読みください。





Q:間質性膀胱炎の症状はどういうものがありますか?

原因不明とされる膀胱痛が慢性的に続きます。おしっこが膀胱にたまると痛みが出てきて、排尿すると改善することが特徴です。尿の貯留で痛みが出るため、頻繁に尿意を感じるようになります。夜間に数回尿のために起きるなどもあります。
また尿意切迫感といって、尿が出る感覚が強く出ることもあります。尿を我慢すると「つらくなる・耐えられない感覚がある」というのも特徴です。

また、食事内容や環境によって症状が変化することも、間質性膀胱炎の特徴です。

ご自身がそのような疑いがあると感じている方は、ぜひ専門医の診療も検討してみてください。

Q:間質性膀胱炎になってしまいました。間質性膀胱炎の原因は何ですか?

間質性膀胱炎では新生血管が集まって増えていることが確認されており、その所見をもって間質性膀胱炎と診断します。これは、普通であれば血管が目立たない膀胱の壁に血管が増えてしまっている状態です。このような異常な血管の集まりをハンナ病変と呼んでいます。また、明らかなハンナ病変がなく、膀胱を水で拡張した際に、膀胱の壁から不自然な出血が見られる場合、Bladder Pain Syndrome と呼ばれます。この場合もやはり膀胱の壁に異常な血管新生が起きてしまうことが確認されています。

これらの異常な血管新生がなぜできるかについては、いまだに解明されていません。仮説としては、膀胱表面の炎症や、神経原性炎症と言われる神経の過敏な状態、アレルギー、自己免疫疾患、微生物感染などが挙げられていますが確定されていません。

最近になって異常な新生血管を標的にした血管内治療という新しい治療法も開発されています。詳しくはこのページの後半もお読みください。

Q:間質性膀胱炎では尿潜血+になりますか?どういう検査をしますか?


尿検査では潜血も含めて異常を認めないことが多いです。

潜血+であるかどうかは判断材料にはなりません。もし尿潜血+であるならば、間質性膀胱炎の可能性もありますが、細菌性の膀胱炎や腫瘍などの他の疾患の可能性も考えることも必要です。

間質性膀胱炎の診断は膀胱鏡によるハンナ病変の所見を見ることが必要です。

また、抗菌薬や抗コリン薬という薬で症状が改善しない場合も、間質性膀胱炎を疑います。

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