たばこのニオイは雑念の引き金
[文:健康わくわくサイト 人生100年時代に役立つトレヴィアをお届けします]
立場をわきまえる時代
たばこのニオイは不快なのです。
仕事の合間の休憩時間から帰ってきた従業員。たばこのニオイは口臭を防ぐタブレットでも隠せないのです。たばこを吸わない人は分かるのです。あの臭いが・・・。「香り」なんて言葉で表せません。だって艶やかで良い匂いと思えないから。
火の点いたたばこの先から漂うけむりを吸うことだけが、受動喫煙ではないのです!
たばこのけむりに乗って、有害な成分が髪の毛や衣服に纏わり付いている。これをサードハンズスモークと言い、列記とした受動喫煙となるのです!(※)
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前職時代、こんなことがありました。
お昼時に訪問先で知り合いの営業マンと出くわしました。「あれ!久しぶりだね。お元気でしたか?」お互い照れ笑いしながら再会したのはよかった。だけど彼氏からラーメンのニオイがした。どこかのラーメン屋で昼飯を食べたのでしょう。鶏ガラのニオイが鼻を突いた。黙っていたけど、真剣な仕事の話しは上の空。ただただ終始ラーメンのにおいに気を取られていました。それから幾日が経って、その彼と別の場所でバッタリ。今度は駅の立ち食いソバを想起させる、かつおだしと醤油のにおいを連れて来た。「たっぷりと刻みネギをトッピングした天ぷらそばでも食して来たのだろう。
残念だけど、この人との話しには集中できそうもない!?」やっぱりうんざりしてしまいました。けど「同業者からの情報共有はたいせつ。強い味方になってくれる場合だってある。だから会話の最中は我慢すべきだ。」と気持ちを切り替えた。笑い話みたいですけど、前向きに会話するには巧みな話術や内容はたいせつです。その他に話している相手の気を逸らしてしまう要因があると、改めて気が付いた。結構たいせつなことですよね。
たばこのニオイだって同じことです。
黙っているけど、たばこを吸わない人にとってたばこのニオイが気になってしまうのです。中には気分が悪くなる人だっている。仕事に支障を来す場合もあるということを知って欲しいのです。Harassment=人を悩ますことはいろいろあります。喫煙者の方々、「Smell Harassment(スメハラ);においのハラスメント」で少しずつ人との接点が減っていくかも知れませんよ。