新型コロナウイルスを巡る日韓関係の行く末は?日本の入国制限に対抗措置

タグ: , , 2020/3/31

 今や世界的に広がりを見せる新型コロナウイルスの感染。昨年の12月に中国の湖北省にある武漢で原因不明の肺炎患者が出たのをきっかけに、ウイルスの脅威は中国のみならず世界中に広がった。

各国において、水際での対策を強化すべく、次々と入国制限を実施している。





日本でも韓国からの入国制限を強化した。しかしそのことにより韓国が反発。この状況においても韓国は日本に対して反日の意識を高めているのである。

日本の示した入国制限に対し、韓国側がどのような反応を示しているのか、紹介していこう。

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日本の対策に対し韓国が示した対抗措置とは?


日本でもほとんどの都道府県で新型コロナウイルスの感染者が出ている。これ以上感染を広げていかないために、水際対策を強化。その一環として、感染者の多い中国や韓国からの入国制限を実施し、入国者の14日間の待機要請や発行済みビザの効力停止を行っている。

この日本の対策に対し、中国政府は理解を示したが、韓国政府が猛反発。日本の大使を呼び出し、強く抗議した。大使が話をしている途中で報道陣の退出を行ったり、日本人観光客によるビザなし渡航の停止などを行ったりと、さまざまな対抗措置を打ち出している。

韓国における感染の広がり

韓国での最大の感染場所として問題になっているのが、宗教団体が礼拝を行ったことによる集団感染だ。参加者が「礼拝には参加していない」とウイルス検査を拒否したり、教団側が答え方のマニュアルを作成したりと隠ぺいしていたことが分かり、国内外から批判を浴びたのである。その後も感染者は増え続け、3月30日現在、感染者数が1万人近くに達している。

対抗措置から分かる日韓関係

中国などを含め、世界の約100の国や地域でも韓国に対する入国制限を実施しているが、韓国が不当だと対抗措置をとったのは日本に対してだけだ。世界中がウイルスの脅威にさらされている中、韓国の文在寅政権の政治的な問題を考えざるを得ない。韓国の措置により、再び日韓関係が悪化していくことが予想されるが、各国の反応はさまざまだ。

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