文在寅政権にますます打撃　ソウル市長セクハラ自殺問題に新展開

　しかし、金在蓮弁護士は「（朴元淳氏の）死去で公訴権がなくなっても、国の公的機関を通じて告訴事実について判断を受けることは可能だ。今はそうした方向へ進めるべきだろう。性暴力特例法違反で告訴した件以外に、２次加害、幇助、公務上の秘密漏洩などの行為者について罪になるのかを捜査機関が積極的に捜査しなければならない」と訴えている。

「朴元淳市長のセクハラ疑惑そのものの捜査は終了されても、ソウル市職員が疑惑を黙認し、幇助した疑惑については当局も動かざるを得ないのではないか。元秘書の訴えは生々しく、とりわけ女性を中心に世間の同情を集めている。文在寅大統領の主な支持層が女性である点からいっても、政府もそうした世論の風当たりを無視できないでしょう。ただ、関連捜査によって元秘書の主張が裏付けられれば、文在寅大統領には大きなダメージになるのは必至です」（在韓ジャーナリスト）

　セクハラ自殺問題が直撃し、文在寅大統領の支持率は急落している。進むも地獄、退くも地獄か。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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