人道的観点で「個人訪朝」解禁? 迷走する文在寅大統領の「金看板」

タグ: , 2020/2/12

 韓国の文在寅大統領が金看板の「南北融和」を必死で推し進めようとしている。北朝鮮問題をめぐって米国と韓国は10日、非核化や南北関係、対北経済制裁などを調整する作業部会をソウルで実施。韓国外交部の李東烈平和外交企画団長と米国のアレックス・ウォン国務次官補代理が局長級協議も開催された。

個人旅行というより個人訪朝?


 この会合で韓国側が重視したのは、南北協力事業の前進だ。北朝鮮への個人旅行解禁、鉄道・道路の南北連結、南北軍事境界線を挟むDMZ(非武装地帯)の平和地帯化などの方向性について米国側に説明し、協力を求めたという。

「個人旅行については、失郷民(北朝鮮からの戦争避難民)や朝鮮戦争などで生き別れになった南北離散家族を優先して推進する点を強調。北朝鮮の外貨稼ぎに直結する観光事業ではなく、米国が受け入れやすい人道主義的観点を強く打ち出したようです。〈個人旅行というより個人訪朝〉だとするレトリックも聞こえてきます。米朝非核化交渉は膠着状態が続き、金正恩朝鮮労働党委員長はあからさまに態度を硬化させている。4月に総選挙を控える文在寅大統領にとっては頭の痛い状況です。南北融和プランをわずかでも実現させたいところですが、米国の同意なしには身動きが取れません」(韓国メディア関係者)

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