中日・中田翔 今季2度目の登録抹消もチームの"好循環"が予想されるワケとは
中田はコンディション面で苦労していた(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext
中日・中田翔が6月26日、出場選手登録を抹消された。代わって石川昂弥が昇格となった。
開幕戦でアーチをかけるなど、貧打線にあえぐチームの救世主として期待されていた中田も5月15日の阪神戦(バンテリン)で左足に自打球を当て、さらに自打球が当たった左足をかばって、右ハムストリングに痛みを感じた影響で同16日に出場選手登録を抹消されると、潮目が変わった。
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5月28日に1軍復帰したが、調子は上がらず、6月は打率「.100」、2打点と苦しんでいた。
前回5月中旬の抹消時は危機感も漂ったが、一方、今回の中田抹消はチームの今後に向けても前向きにとらえられそうだ。
代わって合流となった石川はウエスタン・リーグの直近5試合で打率「.350」、1本塁打、3打点をマークと打線の厚みを増す存在として期待される。
ほかにもチームにはリーグ戦再開後、1番打者を務めるオルランド・カリステ、板山祐太郎、福永裕基らが存在感を示しており、中田不在は痛いが、留守を守る人材は少しずつ見え始めた。
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