日本の風土が育んだどこか懐かしい、ホッとできる和の香り
ペパーミントやレモングラスなど、ストレス軽減や癒し効果のため、日常生活にアロマを取り入れる人は増えました。
アロマオイルは西洋で発展した文化ですが、日本でも古くから香りを楽しむ文化があるのです。
■仏教伝来とともに始まった日本の香り文化
平安時代、貴族の間で、自分で調合した香りを薫(た)き比べ楽しむ「薫物(たきもの)合わせ」という遊びが流行したことから、日本古来の香り文化が生まれました。
その後、室町時代に香木の独特な香りを楽しむ「香道」が始まりました。
古来使われてきた和の香り
沈香(じんこう):沈香樹という香木に沈着する樹脂
白檀(びゃくだん):別名「サンダルウッド」。扇子などにも使用される甘みのある香り
丁字(ちょうじ):別名「クローブ」。独特な甘い香り
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