偏頭痛持ちの人はこの食べ物に気をつけよう!
[文:蓬松(ほうしょう)鍼灸治療院 http://houshou-hari.com/]
東洋医学的には春の病の一つである偏頭痛についてお話ししようと思います。
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現代医学的に頭痛は、偏頭痛以外にも緊張性頭痛や群発頭痛などに分類されますが、東洋医学では、頭痛の位置によって陽明頭痛、少陽頭痛、太陽頭痛と分類されます。その中で、偏頭痛は少陽頭痛に分類されます。
ここで言う、陽明とか少陽とか太陽とかの細かい説明はパスしますが(笑)、東洋医学では少陽というと五臓六腑なら「肝」「胆」「心包」「三焦」が関係します。なぜ関係するかとか、それぞれの臓腑の説明は、話が難しくなり過ぎるので省きますが、ざっくり言うと原因が「肝」に関係することが、とても多いです。
少し別の説明をすると、「肝」は東洋医学的には、それぞれの器官が自由に活動できるように助ける機能を持っています。現代医学的には血液の成分を適切に調整してそれぞれの器官を正常に活動させると言う感じでしょうか。その「肝」の機能が低下すると、コントロールがうまくいかなくなり、自由に活動し過ぎるところが出てきてしまいます。それが側頭部で起これば、偏頭痛です。
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