桃の種と花にはこんな驚きの効果が?!
前回に引き続き、桃について書いていきます。
今回は桃の種、花についてです。
桃の種(桃仁)
普段食べたときに捨てるあの種を割ってみると、中に数個の種が出てきます。
これは桃仁と呼ばれるもので、脂肪油、アミグダリンなどを含んでおり、婦人病の漢方薬として重要でポピュラーなものです。
血液の循環をよくする作用があり、生理不順や生理痛、更年期障害、便秘、肩こり、頭痛のほか、高血圧や脳梗塞の予防にも効果を発揮します。
ですが効果が強いので、利用するときには漢方の専門家に相談するようにしましょう。
・桃の種は生薬として使用されている
栄養豊富で様々な効能がある桃ですが、実は桃の種は桃仁(トウニン)という生薬として使われています。
桃仁は桃の種の核を取り出して日干ししたもので、血の巡りを良くする働きがあります。漢方は様々な生薬を組み合わせたものですが、桃仁は桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)、桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)などの漢方に使われています。
また、桃仁には、女性ホルモンの乱れを正常にしたり、月経不順や便秘を解消する効能なども期待されます。果物のみならず、種までカラダに良いとはびっくりですね。
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桃の驚くべき効果効能(https://cocokara-next.com/food_and_diet/effect-efficacy-surprising-peach/)
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