おじさん世代がハロウィンのバカ騒ぎにイライラする理由
渋谷「ハロウィン」で逮捕者9人-。
月も変わった11月1日の朝、出勤途中のアラフォーのおっさんはスマホで目にしたネットニュースを読むと、夜通し浮かれ続けた渋谷の画像を見ながらただただ怒り、憤ります。出社後には若い社員をつかまえて、語気を強めるのです。
「ハロウィンなんてやめちまえばいいんだよ。なんであんなバカ騒ぎに、税金から警備費を1億円も出さなきゃいけないんだ。もうかってんのは広告代理店のヤツばっかじゃねえか」
しかし、いくら言葉を紡いでも、おっさんの本音はコレで間違いないでしょう。
「うらやましい。オレの若い頃にはハロウィンなんてなかったもん。ああ、オレもハイテンションのコスプレ女子と出会い、ワンナイトラブに溺れたかった…」
ハロウィンは80年代から好事家の間では「秋のお祭り」ということで認知されていましたが、一般層に定着するのは97年が節目とも伝えられています。