井上尚弥にとって「厳しい戦い」 中谷潤人を苦しめたメキシカンが語った東京ドーム決戦の行方「ナカタニは何度もパンチを当てたけど耐え抜いた」

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中谷とサウジ決戦で壮絶な打ち合いを演じたエルナンデス(C)Getty Images

 ついに運命の日がやってきた。5月2日、東京ドームでボクシングの世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチ12回戦で、王者の井上尚弥(大橋)と挑戦者の中谷潤人(M・T)が激突する。

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 互いに32戦無敗と敵なしの強さを誇り、複数階級を制覇。複数メディアによるパウンド・フォー・パウンドにも名を連ねるほど世界的にも評価されている。そうした両雄の現在地を考えても、まさにスーパーファイトと言っていい。

 あくまで試合前の下馬評に過ぎないが、事前の大衆の予測は「井上優位」の声が大半を占めている。ラスベガスのオッズでも7対3で王者を推す形がほとんど。完全無欠の王者が「格を見せつける」と予想するのが一般的という印象だ。

 ただ、両者の強さを肌身で知る現役ファイターからすれば、「ナカタニにも勝機はある」という。米老舗誌『The Ring Magazine』の取材で挑戦者のアップセットを予測したのは、昨年12月にサウジアラビアで中谷と対峙したセバスチャン・エルナンデス(メキシコ)だ。

 結果そのものは0-3の完敗。しかし、タフな戦いで12回を戦い抜いたメキシカンは、「あの試合で本当に自分が勝ったとは思っていない。ナカタニは勝利に値することを十分にやった」と強調。そのうえで、ついに迎える『THE DAY』について「イノウエにとって厳しい戦いになる。ナカタニは優秀で、力強く、技術力のあるファイターだから。彼だってイノウエと同じように偉大なチャンプだ」と訴えた。

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