不健康の素がもたらす「たばこ」の代償は高額
[文:健康わくわくサイト 人生100年時代に役立つトレヴィアをお届けします]
安直さに惑わされてはいけません!
手に入れ易い値段だかといって、不健康の素となる『たばこ』を買い続けてはいけません!
消費者が購入に至るプルセス(行動)をAIDMAモデルで表すことができます。Attention(注意)Interesting(関心)Desire(欲望)Memory(記憶)Action(行動)です。(※1)そして品定めに大切な要素に『価格』がありますね。
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昨年10月にたばこの価格改定がありました。ワンコイン(¥500)で購入できない銘柄が増えました。値段が上がることでたばこを止めようと思う人も多いはずだし、レジでポンと¥500玉を出せば買うことができる手軽さもなくなります。全商品の内、たばこの売上比率の高いコンビニでも売行きに影響しているのではないでしょうか。今も自販機にお金を入れてたばこを買う愛煙家もいる。キャッシュレス決済が至る所で導入されていますが、小銭入れから貨幣を出してたばこを買う人はまだまだ多いのかも知れません。嫌煙に向けた風潮が高くなったり値段が上がったりして、手軽さと惰性の消費に翳り(かげり)が見えているのでしょう。
最近新聞の広告で¥500以下の販売価格を際立たせる表記が目が留まりました。¥380とか¥400の価格表示を大きくて太いフォントで、堂々と得意げそうな表示でした。紙面を広く取りカラーの表示も手伝って、新聞を広げる人の目にしっかりと飛び込んできます。喫煙者の購入意欲をそそっているように感じるのは私だけではないはずです。
その広告の下層部分に、20歳未満の喫煙は法律違反であること、がんになる危険性を高めることなどが綴られている。今新型コロナ感染拡大の最中、不要不急の外出や人の移動を避ける呼び掛ける自治体とGo To トラベル(事業)を止めない政府。ブレーキとアクセル、ヒーターとクーラーの両方を同時に稼働させようとしていることと同じように思ってしまいます。