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英エリザベス女王の夫で、99歳で逝去したフィリップ殿下の葬儀が17日(現地時間)、ウィンザー城のジョージ大聖堂で執り行われる。葬儀に先立ち、英国の著名政治家がヘンリー王子とメーガン妃の冷酷な一面を暴露。波紋が広がっている。
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フィリップ殿下と面識があるブレグジット党前代表のナイジェル・ファラージ氏は9日(現地時間)、米FOXニュースにリモート出演。「人をからかう名人だった」と故人の人柄に触れる一方、ヘンリー王子とメーガン妃に対して怒りを爆発させた。夫妻は3月上旬に米国で放送されたインタビュー特番に出演。メーガン妃は長男のアーチー君をめぐる人種差別や自殺願望を口にするなど、王室批判を展開して騒動を巻き起こしている。
ファラージ氏によると、特番放送前に王室担当記者からオフレコ情報として「フィリップ殿下の容体は芳しくない。長くは保たず、6月に100歳の誕生日を迎える可能性はほとんどない」と聞き、関係者の間では「フィリップ殿下は残り数週間の命と知られていた」という。にもかかわらず、特番放送を止めなかったとして、「残り数週間の命というフィリップ殿下の健康状態を知りながら、インタビュー番組の放送を強行した」と激怒。「ここで本当に私が使いたい言葉を使うことは避けるが、これ(特番放送)は本当に深く敬意を欠いている」と猛批判した。
王室を離脱し、米国に拠点を移したとはいえ、ヘンリー王子が祖父の容体を全く知らされていないということがあるだろうか。ファラージ氏の発言が事実だとしたら、あまりにも残酷な仕打ちだ。
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