肺がんは喫煙者だけがなる病気ではありません
[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-(https://ketsuken.jp/)]
「肺がん」と聞くとタバコを吸っている人がなる病気だというイメージがある方が多いのではないでしょうか?
日本で喫煙率のピークは1965年の昭和40年頃と言われています。
当時の喫煙率は80%ぐらいありましたが、今は20%を切っています。
タバコを吸う人は年々確実に減っているのに、肺がんになる人は確実に増えている。
つまり今、肺がんになるのはタバコを吸っていない人がほとんどと言えます。
もちろん喫煙ががんに対して悪影響を及ぼすことは間違いないのですが、肺がんの原因が喫煙とは限らず、タバコを吸ったことがない人でも肺がんになる可能性は十分にあります。
年齢でみると、肺がんの患者数や死亡者数は、40代後半から増え始め、高齢になるほど多くなります。
また、患者数は男性のほうが女性より2倍多いと言われています。
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