ヤクルト高津監督 「全員を輝かせる」気配り采配で首位キープ! 原点となった独立リーグの経験とは
高津ヤクルトが快進撃を続けている。23日のDeNA戦(横浜)に4―2と勝利。4回に西浦の3号3ランで先制すると、2点をリードした8回には山田がダメ押しの29号ソロを放ち、勝負を決めた。3年ぶりの6連勝で貯金15は2011年以来となり、首位をがっちりキープ。勝負と位置づけた10連戦をここまで引き分けをはさみ、負けなしの5連勝と怒とうの勢いでVロードを突き進んでいる。
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「無理をさせない」が今季のヤクルトのチームテーマだ。
先発のサイスニードを7回4安打1失点で降板させると、この日は勝ちパターンの清水、3連投中だった守護神のマクガフを温存し、8回は田口、9回は星に任せた。最終回は1点こそ失ったが、星はプロ5年目で初セーブをつけた。
前日に首位浮上。3引き分けも含めて9戦負けなしと、安定感ある戦いが続く。背景にあるのは高津監督の徹底した「気配り采配」だ。
この日はリリーフ陣を休ませたことに加え、野手でも青木ら主力を先発から外し、疲労軽減に努めた。勝利の方程式を温存したことに関して高津監督は「今日のゲームももちろん大事だが、これからの29試合も同じだけ大事。これから乗り切るために、使うのを我慢しました」と説明。先に控える「勝負どころ」を見据える。
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