自身のスタメンを祈り、悔しがる。新庄BBのサプライズスタメン発表から見えた日ハム・今川優馬の姿勢とは
プロ野球春季キャンプは、全12球団の日程が終了。
選手たちはここから開幕1軍へ向けて、生き残りをかけた戦いが始まるだろう。
今年のキャンプも様々な話題が飛び交ったが、中でも一際注目を集めていたのが、やはり新庄日本ハムだろう。
練習から試合まで、次々と「ビッグボス流」の施策を打ち出し、ファンのみならず選手をも湧かせて見せた。
「レギュラー は誰1人として決まっていない」
その言葉通り、ベテラン、若手関係なく、激しいポジション争いが繰り広げられている。
中でも、昨季まで主力としてほぼレギュラー に定着していた西川(現楽天)、大田(現 DeNA)が抜けた外野争いは、より一層激しく、選手にとっては大きなチャンスになっている。
元々外野争いが激しいと言われていた日本ハムには、ポテンシャルを秘めた選手が多くいるが、その中で注目したいのは、2年目の今川優馬外野手だ。
今川と言えば、「執念先輩」の愛称で知られるなど、いつなんどきも「執念」の掛け声でベンチを盛り上げ、最後まで諦めない全力な姿勢が印象的だ。
その姿からは、常に野球に全力で、真摯に取り組み、そして野球そのものを心から楽しみながらプレーをする。とにかく野球がしたくて、野球が好きでたまらない、そんな気持ちが伝わってくる。
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