楽天・オコエ 二軍で絶好調でもお呼びがかからない「あの理由」とは
楽天のロマン砲、オコエ瑠偉外野手(24)が猛アピールを続けている。
昨オフに「左膝関節軟骨欠損症」に対する自家軟骨移植手術を受けたオコエは4月下旬から実戦復帰。今季未だ一軍出場はないが、ここまでファームでは15試合に出場し、33打数15安打、1本塁打、7打点、打率・455、出塁率・526(1日現在)と打ちまくっている。
そんなオコエの最新の姿が見られるのは「パーソル パ・リーグTV」で公開されている、5月30日に行われた西武対楽天の試合の模様。5回にオコエは西武ルーキー右腕の黒田の甘く入った球を完璧に捉えると、左中間を破る豪快な適時打をマーク。この日もマルチ安打を記録するなど、好調をキープしている。映像からは痛めた左ひざの影響は感じられず、快足を飛ばして二塁まで到達してみせた。
一方、ファームで4割超えと打ちまくっているオコエだが、一軍昇格には高い壁も立ちはだかっている。現在、楽天の外野陣は今季から新加入となった西川を含め、島内、辰己が固めており、なかなか入り込むスキがないのが現状だ。
入団時からチームの高い期待を受けてきたオコエも今年でプロ7年目を迎える。近年はケガにも泣かされており、年間通して安定したパフォーマンスを残せていない。
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