巨人・坂本勇人 再度の離脱危機 漏らしていた「不安」と「今後の道」

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 巨人は6日のヤクルト戦(東京ドーム)に延長戦の末、4ー3と押し切った。吉川がサヨナラ打を放ち、首位ヤクルトに食い下がるべくこのカード、勝ち越しを決めた。一方、気になるのはキャプテン・坂本勇人内野手(33)の状態だ。

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 チームに衝撃が走った。坂本は5回の第3打席で代打を送られ、途中交代となった。

3回の打席で腰を気にする素振りを見せていたが、その後の守備では好守を連発。5回無死一塁の場面では素早い動きで併殺を完成させ、直後にも山崎の三遊間へのゴロをしっかりさばき、アウトにしていた。

 原監督は試合後のインタビューで「まだゲームが終わって、話をしていない」と断った上で、「正常ではなかったということですね」とコンディションに何かしらの不具合が生じたことを認めた。

 坂本は今季、4月の阪神戦でも試合中のプレーで負傷している。4月30日の阪神戦、打球を処理した際に右ひざを負傷。翌日に右膝内側側副じん帯損傷と診断され、登録抹消となった。約40日間の調整を経て、6月に復帰していた。





 一方で今回の坂本のアクシデントに関してはこんな声もある。

 「坂本は復帰後の状態に関して、遊撃の動きに思ったように動けていない部分もあると認めていた。加齢に伴い、故障も増えてくる年齢。今後はコンバート含め、どのように試合に出ていくのかを考える年代に入ったのではないか」(球界関係者)

 4月の負傷時には自身でもプレー中のケガとなったことで「ショックだった」と後に語っているが、今季ここまでの失策は「9」。守備の名手としては、らしくないプレーも増えており、負担の大きい遊撃を今後も守り続けられるのか、注目を集めている。

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