楽天の緊急トレードで見えてきたもの 追い込まれる「ロマン砲」とは
V奪回を狙う楽天が動いた。28日に両球団から発表されたのは楽天・森原康平投手(30)とDeNA・伊藤裕季也内野手(25)の交換トレード。楽天にとっては右打者がチームの強化ポイントであり、若くてイキのいい伊藤に得点力アップの期待がかかる。
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楽天は一時は首位を独走した時期もあったが、前半戦は3位で折り返し。特に9年ぶりのリーグ優勝に向けて攻撃面を強化したいという思惑が働いたようだ。
チームを見渡すと左打者には島内、茂木、西川、辰己、銀次など実績を残している選手が多いものの、右打者においては浅村以外に結果を残している選手が少なく、手薄な面が否めなかった。
一方でパンチ力のある右打者といえば、チームにはロマン砲の一人、オコエ瑠偉外野手(25)もいる。昨オフに「左膝関節軟骨欠損症」に関する自家軟骨移植手術を受けたオコエは4月下旬から実戦復帰。ここまで一軍出場はないが、ファームでは37試合に出場し、打率・310、1本塁打、8打点(29日現在)。
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