原巨人 それでも「西勇獲り」に動く理由
巨人が一発攻勢で「天敵」を打ち崩した。巨人は17日の
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扉をこじ開けたのは、吉川だった。1点を追う5回二死三塁、打席に入った吉川は西のスライダーを捉え、右中間へ。今季防御率0・00に抑えられていた西勇から29イニング目にして適時打をマーク、今季初得点を奪った。
続いたのは4番の中田だ。1ー1の6回一死。中田は西勇の直球を捉えると、打球はぐんぐんと伸びて、左中間スタンドへ飛び込む勝ち越しの22号ソロを放った。
これで11日の広島戦(マツダ)から3試合連続の本塁打。しっかり「4番」の仕事を果たすとこの回はポランコにも一発が飛び出し、試合の流れを決定づけた。
勝ち越し弾を放った中田には原監督も「頼もしい限りですね」と最敬礼。一方、土をつけた形となった相手投手、西勇の動向にも水面下で注目が高まっている。
「今オフFAの注目選手の一人、宣言すれば巨人が獲りにいくことは確実と見られています」(球界関係者)
横浜ベイスターズなどで活躍した野球評論家の高木豊氏(63)は8月中旬に更新した自身のユーチューブチャンネルの中で西勇に関して「ジャイアンツが獲りに来るんじゃないかな」とズバリ予想。その理由としては「先発の駒が足りない」などとして、仮に西勇が宣言したら、ソフトバンクなどを含め争奪戦になる見込みも明かした。