炭水化物(糖質)は悪なの?
流行の低糖質ダイエット。
正しく行えばダイエット効果は高く、健康面でも恐らく問題はないと思います。
実際に私の担当するお客様も、低糖質ダイエットで何人も良い結果が得られています。
では、『炭水化物(糖質)』は悪なのか?
そういう訳ではありません。健康やダイエットに良い影響を及ぼしてくれる炭水化物もあります。
ということで、今回から2回に分け
・炭水化物と健康
・炭水化物とダイエット
というテーマで書いていこうかと思います。
炭水化物と健康
健康に良い炭水化物=茶色い炭水化物
「茶色い」炭水化物は健康に良いと言われています。
さて、どんなものがあるでしょう?
玄米、雑穀類、蕎麦粉、全粒粉、オートミール、大麦、ライ麦、キヌア など
これらは「精製されていないもの」です。
逆に、「白い」炭水化物は健康にあまり良くないとされています。
白米、小麦粉(パン、パスタ、ラーメン、うどん)など
これらは「精製されたもの」です。
では、茶色い炭水化物が健康にどのような良い影響を与えるのでしょうか。
死亡率の低下
1日70gの茶色い炭水化物を摂取したグループは、摂取しないグループと比べ死亡率が22%低下。
科学的根拠 : 強い
(参考文献「Whole Grain Intake and Mortality From All Causes, Cardiovascular Disease, and Cancer: A Meta-Analysis of Prospective Cohort Studies.」)