「凄いセンスの持ち主」絶対的エース山本由伸のすごさオリックス投手コーチ語る「性格は・・・」と素顔を明かす場面も
(C)Getty Images
オリックス投手コーチがオリックス投手陣の凄みについて語った。
昨季はパ・リーグ2連覇と26年ぶりの日本一を達成したオリックスだが、その原動力となったのがリーグ屈指ともいえる投手陣の躍動だ。先発では、2年連続で投手4冠を果たした山本由伸、2年連続で2桁勝利を達成した宮城大弥、防御率2・60と復活の兆しを見せた山岡泰輔などの活躍が目立った。また、昨シーズン途中から中継ぎに転向した山﨑颯一郎や、育成から台頭した宇田川優希など、150キロ後半のボールを連発する「剛腕リリーフ陣」が、チームを支えた。
【関連記事】新庄ハム 近藤の人的補償はまさかのロマン枠? ささやかれる「不安材料」
そんなオリックス投手陣を指導する入来祐作投手コーチが、YouTubeチャンネル「野球いっかん!」に出演し、絶対的エース山本由伸や強力リリーフ陣について言及した。
昨季の山本は15勝、防御率1・68、205奪三振を記録したが、そんなエースについて入来コーチは「あまり肘とか膝とか、関節を曲げない投げ方をするんですよね。腰や頭など体の軸をしっかり崩さずに投げていくのは特異な投げ方ですけど、これを極めていますよね」と特徴的なフォームをすごさの1つとして挙げた。
また、「トレーニングも本当に変わっていますね。ウエイトトレーニングを一切しないですし、今の時代と逆行していますよね。元々彼が持っているセンスもあるんですけど、すごいセンスの持ち主です」と語った。入来氏は普段の山本についても明かし、「性格も一途。僕は2年間一緒にいますけど、(浮かれるようなことは)一切ないですね」と、真面目さについても話した。