「ぽっこりおなか」解消法を学ぼう 最近話題の「むくみ腸」に関してもレクチャー
「ダイエットをしても体重が減らない」「便秘が続いている」そんな方は、もしかするとむくみ腸かもしれません。
便秘とも深い関連性があるむくみ腸ですが、いったいどんな状態を指すのでしょうか。今回は、むくみ腸がからだに与える影響と、解消のための腸もみマッサージをあわせてご紹介します。
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1.便秘やぽっこりおなかの原因の一つ「むくみ腸」とは
むくみ腸とは、腸管の血流が悪くなって腸へ水分がうまく配分されなくなり、腸の動きが鈍くなってしまうことを指します。主な症状としては、便秘・おなかの張りなどがあるといわれています。
むくみ腸の原因には生活習慣が大きく関わっているとされており、運動不足や食生活の乱れ、ストレスの多い生活などが考えられます。
解消・予防のためには、普段の生活から適度な運動を心がけることと、乳酸菌や食物繊維を積極的に摂取することがすすめられています。(※1)(※2)
2.1日3分でOKの「マッサージ」
腸は肺などの他の臓器と違い、骨で覆われていないので手で刺激を与えられます。腸をもみほぐして血行を促進すれば、消化・吸収・排泄といった働きがスムーズになり、便秘やぽっこりおなかの解消が期待できます。
まずは1日3分の「腸もみマッサージ」から始めてみてはいかがでしょうか。
<腸もみマッサージ>
(1) 仰向けに寝る、もしくは湯船の中などで、腹筋に力が入らない体勢になる。
(2) 手をお椀型にし、両手を重ねておへその上に置いて、おへその周りをもみほぐす。
(3) 利き手を下にして「右の骨盤内側→右の肋骨下→みぞおちの下→左の肋骨下→左の骨盤内側」の順番に押す。またマッサージは体調や自身の状態をしっかり判断した上で取り組みましょう。力を込めすぎると腸を傷つける可能性もあります。痛みが生じるようであれば、早めに取りやめ様子を見ましょう。