賛辞止まぬ異常な「打者・大谷」に米アナリストが独自見解!「打者だけでも驚異的な選手なのは変わらない」
投打で違いを生み出している大谷。今季に至ってはとりわけ打者として凄まじい輝きを放っている。(C)Getty Images
開幕から規格外の活躍が続いている。メジャーリーグで一大センセーションを巻き起こしている大谷翔平(エンゼルス)だ。
投打二刀流によるハイパフォーマンスは、日本だけなく、“野球の本場”アメリカでも話題となる。とりわけ今季に目を引くのは圧倒的な打棒だ。
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現地7月24日時点での打撃成績は、打率.302、36本塁打、77打点、長打率.674、出塁率.398、OPS1.072というハイアベレージ。本塁打と打点でリーグトップに君臨し、三冠王の可能性もなくはない。加えて三塁打数(7)もとリーグトップで桁違いのポテンシャルを十分に発揮している。
もちろん8勝を挙げ、リーグ最少の被打率(.195)を誇る投手としての偉才ぶりも注目に値する。そんな投手としての活躍も光るからこそ、今季の「打者・大谷」の成績は異常だと言っていい。
称賛の声は枚挙に暇がない。そうしたなかでアメリカの識者も「打者・大谷」の異能ぶりに着目する。米スポーツ専門局『FOX Sports』でアナリストを務めているジェイク・ミンツ氏は「しばらくの間、オオタニはピッチャーをやったこともないということにしてほしい。あなたの脳から彼が偉大な投手だということを消し去ってほしい」と投げかけたうえで、「打者だけでも彼が驚異的な選手である事実は変わらないはずだ」と訴えている。