【エンゼルス】ネビン監督も緊急降板の大谷気遣う「もう投げられないと言ってきた」
今後の大谷の起用も注目されるネビン監督(C)Getty Images
エンゼルス・大谷翔平投手は現地時間8月3日(日本時間4日)に本拠地で行われたマリナーズ戦に「2番・投手」で先発出場。勝てば10勝の節目となった試合だったが、4回59球、3安打無失点、4奪三振の好投を見せながら、4回終了時で途中降板した。
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4回裏で緊急降板した舞台裏を指揮官のフィル・ネビン監督が語った。地元局「バリー・スポーツ・ウエスト」の公式X(旧Twitter)で公開された試合後インタビューでは「(大谷が)手がけいれんしている。これ以上投げられないと言ってきた」と当時の状況を明かした。
この日の大谷は初回味方のミスもあり無死一、三塁のピンチを迎えるも後続を打ち取り無失点で切り抜けると、4回まで4奪三振無失点と安定感あるピッチングを披露していた。
4回裏にベンチ裏で降板を協議した当時の状況に関して、大谷の右手中指がけいれんし、思ったように動かなかったことを明かした上でネビン監督は大谷のコンディションに関しても言及。「彼の体については彼のいうことをずっと信頼してきた。もう投げられないというなら、我々は彼をもう投げさせることはできない」と心配そうな表情を見せる場面も。
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