史上最高の紅白戦、「地の利」甲子園、秘密兵器オムツ・・・夏の甲子園総括
◆感染2校が出場辞退
新型コロナウイルスに選手が感染した宮崎商と東北学院(宮城)が出場辞退した。2回戦で宮崎商は智弁和歌山と、東北学院は松商学園(長野)と対戦予定だった。不戦敗は大会史上初めて。定期的なPCR検査実施で、チーム関係者含め13人の陽性者が出た宮崎商は、夢見た甲子園の舞台で試合することはかなわなかった。初出場の東北学院は1回戦で愛工大名電を破る金星を挙げた後、選手1人の陽性者が確認された。
センバツ甲子園で優勝し、春夏連覇を狙った東海大相模(神奈川)も部員に感染者が出で地方大会出場を辞退するなど、コロナに泣かされる大会となった。
◆長いスピーチNG
学校関係者以外は基本的に無観客で2年ぶり開催にこぎつけた今大会。期間中、甲子園がある兵庫県にも緊急事態宣言が発令され、アルプススタンドの演奏を禁止して録音にするなど、主催の日本高校野球連盟(高野連)は対応に追われた。
決勝戦後の閉会式。あいさつした高野連・八田英二会長(72)が関係者への感謝などを伝えたが、SNSには「話が長すぎ」「暑いなか、試合で疲れて立たされる選手の身になって」「東京五輪のバッハ会長を思い出した」などのコメントが。多くの課題と教訓を得た大会、コロナ禍で「長い」と感じさせるスピーチも今後に生かしたい。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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