1週目での不運なクラッシュは角田裕毅に非? 英BBCが辛辣意見を紹介「ガスリーよりもツノダの責任のほうが大きい」

サウジアラビアで成果を出せずに肩を落とす角田。(C)Getty Images
不運なアクシデントに肩を落とすしかなかった。
現地時間4月20日、F1の今季第5戦のサウジアラビア・グランプリ(GP)の決勝が行われ、8番グリッドでスタートしたレッドブルの角田裕毅は、レース開始間もない1周目で、後続にいたアルピーヌのピエール・ガスリーと接触。無念のリタイアを余儀なくされた。
【動画】非はどちらに? 角田のド迫力視点から見るサウジGPのクラッシュ
前日のQ3で昇格後では最高位となる8番手に食い込んでいた角田。バーレーンGPに続くポイント獲得が見込まれていたが、オープニングラップで“事故”に見舞われた。4コーナーへ差しかかった直後、外側から強引に追い抜こうとしたガスリーのマシンと接触。コントロールを失った角田は第5コーナーの壁へ衝突した。
マシンが大きなダメージを負ったガスリーは、自力で動けずにリタイア。セーフティーカーが入った状況で、なんとか自走した角田はピットインこそしたが、接触した右のフロント部分に残ったダメージが大きいと判断されてリタイアとなった。
1周の平均速度が時速250kmというトリッキーな超高速市街地コースが生んだアクシデントではあった。実際、スチュワードは「1周目に起きたのはレーシングインシデント」と断定。ガスリー、そして角田にもペナルティを科すことはしなかった。
1 2