【F1】角田裕毅のセカンドシート問題にマクラーレン元スタッフが"ダメ出し" 「ローソンの時代とほとんど変わっていない」

角田へ厳しい目が向けられている(C)Getty Images
F1レッドブルの角田裕毅は先の日本GPから緊急昇格。20日のサウジアラビアGPでは1週目でリタイアと波乱の展開が続いている。
リアム・ローソンにかわって昇格となったことでエースのマックス・フェルスタッペンを支える存在となれるかが注目されているが、厳しい見方も出ている。
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米メディア『Athlon Sports』は「角田裕毅がレッドブルのセカンドシート問題の答えにならない理由」と題した記事で角田のここまでの内容について触れている。
記事の冒頭ではレッドブルが現在も続けている「セカンドシート争奪戦は、チームの最も顕著な弱点の1つ」であるとしながら、角田のセカンドシートに関しては「エキサイティングな賭け」と表現。
記事中ではマクラーレンの元スタッフとしてチームを支えたマーク・プリーストリー氏の見解も伝えている。
「元マクラーレンのメカニックで現在はF1専門家であるマーク・プリーストリーが指摘するように、状況はセルジオ・ペレスやリアム・ローソンの時代とほとんど変わっていない」としながら、続けて「角田は速さと粘り強さを見せたものの、レッドブルが切実に必要としている解決策となることを証明できていない」とセカンドシートの根本的な解決には至っていないと指摘してみせた。
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