NPBでも顕著な投手の「高速化」 深刻な負担増加に“人類最速男”チャップマンが警鐘「身体を限界まで酷使しているからだ」

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 レッズ時代の2010年にMLB史上最速となる105.8マイル(約170.3キロ)のハイスピードボールを投げ、「人類最速の男」と称された剛腕も36歳となった。いまだ平均97.8マイル(約157.3キロ)の4シームを投げ込むチャップマンは、MLB公式サイトのインタビューにおいて、球界の“投手事情”に持論を展開した。

「選手たちが怪我をするのは、身体を限界まで酷使しているからだと思う。俺はただ、無理強いしないように、そういうことを監視するようにしている。とにかく自分の身体と腕を大切にすることを誇りにしている。その2つのことは、まるでカネのように扱っているよ。とくにマウンドにいる時は、自分の腕を限界まで使わないようにしている」

 15年に及ぶMLBキャリアで、100マイルの快速球を投げてきたからこその矜持か。「今は弱点だったコントロールを向上させることに重きを置いている。とくに今年に入ってからは重点的に取り組んできた」と語るチャップマン。球速が全てではないと示唆する彼の言葉は、球界のあり方にくぎを刺すようでもあった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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