巨人が2日から試合再開 改めて球界OBからも指摘された原采配の「不可解な点」とは
実際に最近の巨人ではチーム状況が悪化するのに伴い、「懲罰交代」「懲罰降格」が常態化している現実もある。たまになら「ムチ入れ効果」も期待できるが、少しでも結果が出ないとすぐに外されるとなれば、なかなか「育成」に結びついていかないのも仕方がない側面はあった。
同番組の中では石橋が「昨年後半の暗い感じの巨人になってきちゃってる」と心配する場面も。昨年は8月までは好調をキープしていたが、9月に入ってからは投打もかみあわず、大型連敗を繰り返すなど、チームが苦しんだ経緯がある。
「発掘と育成」を掲げた今季、チームでは増田陸、中山礼都など若い力も伸びてくる中で原監督自身、選手を育てる難しさを痛感しているともいわれる。とはいえ常勝軍団ゆえに、仮に最下位に沈むようなことがあれば、今季から3年契約を結ぶ自身の去就に影響を及ぼすことは必至。これまでも周囲が驚く手で巻返しを図ってきた原監督のタクトに、後半戦はより一層注目が高まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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