各球団本格化する戦力外通告、今季注目すべき点は・・・

タグ: , 2021/10/7

 もう一人が東大出身左腕の宮台康平投手。日本ハムを戦力外となり、今季からヤクルトに加入した。5月と9月に1軍登録される機会はあったが、2度とも登板機会が訪れないまま出場登録選手を抹消されている。

 こちらは2軍では27試合に投げ、1勝1敗1セーブ、防御率2・13。貴重な左の救援として存在感を示した。ヤクルトは阪神とのし烈な優勝争いの真っ最中。優勝チーム決定後の消化試合では、出番が訪れるかもしれない。

 とはいえその宮台も決して余裕がある状態とは言えない。今季の通告期間は従来の2度に分けられた形式。これはポストシーズンに出場するチームはケガ人などに備え、ある程度の選手数を確保する必要があるための措置でもある。

 また今月11日に控えるドラフト会議での指名選手、人数によっても、来季構想に残るかどうかは大きく変わってくる。宮台のケースでいえば、仮に左の救援タイプの投手を数多く指名することに成功した場合、構想外にはじき出される可能性がある。

 これは宮台に限った話では全くなく、戦力外の当落選上にいる全選手に当てはまる話である。第2次通告期間もにらみ、所属球団のドラフト戦略が気になって仕方ない選手もいるだろう。オリックス・吉田一将ら、かつてのドラフト1位指名選手も、戦力外通告を受けた。長く険しいシーズンを戦い終えた後、厳しい現実が待っている選手も少なくはない。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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