異例の捕手交換トレードの裏側 立浪監督が宇佐見に照準を合わせた「ポイント」を球界OBが解説
若手の積極起用を続けるチームでは現在もチーム打率はリーグ5位の・236、本塁打はリーグワーストの27本塁打と得点力不足が深刻となっている。離脱した正捕手の木下は今季は57試合に出場、打率・249、2本塁打、18打点。交流戦では直近7試合連続安打をマークするなど打撃も持ち味とあって、獲得した宇佐見には扇の要として攻守ともどもの活躍が期待されているとした。
宇佐見は昨年81試合に出場し、打率・256、5本塁打、24打点。強打の捕手として存在感を示していた。
宇佐見にとっては、巨人から始まったキャリアが日本ハム、今度は中日と3球団目となる。球団を通じて「求められてのトレードだと思いますし、ドラゴンズに行って結果を出すことがファイターズへの恩返しにもなると思うので、さらにレベルアップできるように頑張りたいです」とコメントを残した。
中日は現在引き分けをはさみ4度目の4連敗、今季最多の借金16とあえぐ。苦境のチームの救世主となれるか。それぞれの選手の新天地での活躍も期待したいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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