日本ソフトボール、カナダを下し、銀メダル以上確定！ サヨナラタイムリーを決めた「女子ソフト界のイチロー」こと、山田の「勝利ルーティン」とは
日本リーグではこれまでに通算４００安打を記録し、首位打者に複数回輝くなど、数々の記録を打ち立ててきた。そんな日本が誇る安打製造機として知られる山田には「勝利ルーティン」ともいわれる、試合前に決まって取り組む打撃練習法がある。右手でトスバッティングすることから始まり、左手、さらに特別なのは逆手でもトスバッティングを行うことだ。こうすることで「バットを内側から出す意識を持てる」。インサイドアウトの軌道を確認することで、打撃の調子を整えてきた。ほかにも足を広げて腰を低くして打ったりなど、工夫をこらしたバッティング練習をプロ入り以来、続けている。継続は力なり。コツコツと努力を積み上げて今の地位を築いた。
試合後はこぼれる涙を隠しきれなかった。チームは４連勝で銀メダル以上を確定。決勝の相手は過去金メダル３度と宿命の相手、アメリカと決まっている。「たくさんの方々の支えがあってここまでやってこられた。最後の最後まで全員で戦っていきたい」と言葉に力を込めた山田。１３年ぶり、２度目の金メダルへ。目指す大目標に向け、全力で立ち向かっていく。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
・今すぐ読みたい→
「女イチロー」 北京で金メダル→五輪種目除外→東京五輪で復活 モチベーション、葛藤、覚悟… ソフトボール・山田恵里さん
女子ソフト・日本代表と野球日本代表・侍ジャパンとの関係性と接点とは
東京五輪初戦をコールド勝ちで飾った日本ソフトボール界のエース、上野の秘めた思いとは
1 2
