コロナ禍の影響でF1元王者が事実上のリストラに!若手に切り替えざるを得ない厳しい財政事情

タグ: , , 2020/5/15

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、F1のストーブリーグにもきしみを呼んだ。シーズンが開幕できない状態で、フェラーリでエース格を務める元王者、セバスチャン・ベッテル(32)=ドイツ=が今季限りでチームを離脱することが12日に公表された。

今季限りでフェラーリを離脱するセバスチャン・ベッテル(鶴田真也撮影)


 それに呼応する形でフェラーリは14日に現マクラーレンのカルロス・サインツ(25)=スペイン=と来季から2年間の選手契約を結んだと発表。現ルノーのダニエル・リカルド(30)=オーストラリア=がサインツに代わってマクラーレン入りすることも決まった。

 ストーブリーグとは次のシーズンに向けたドライバー人事争いのことで、本来はシーズン終盤の秋口以降に本格化されることから「ストーブ」という言葉を用いているが、F1の場合は新シーズンの車両設計が始まる6、7月に佳境を迎える。

 チームも開幕5、6戦の選手のパフォーマンスを見て契約交渉をする。契約発表は資金力が潤沢な強豪チームから行われることが多く、弱小チームの場合は冬場に入ってようやく人事がまとまる。

 ところが今年の場合は1度もレースをしないまま、フェラーリが来季のラインアップを決めた。現レギュラーで22歳のシャルル・ルクレール(モナコ)とサインツのコンビで、平均年齢24.5歳(来季の3月開幕時点)はチーム史上最年少となるという。





・今すぐ読みたい→
今季のF1初戦が開始時刻のわずか2時間前に中止に。直前の決断となった重大な理由とは? https://cocokara-next.com/athlete_celeb/canceled-immediately-before-the-tournament/

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム