新庄ハム いよいよ「空中分解」か 選手との信頼関係崩れかけている「あのサイン」とは
一方、セオリー無視の新庄野球に関しては結果が出ればいいが、結びつかなければ疑問の声がふくらんでいく危険性は秘めている。
3日のオリックス戦でも2ー2と同点の8回裏に3番手として登板していた宮西に対し、一死三塁で迎えた3番・紅林に対してカウント3―1となったところで「申告敬遠」がコールされる場面があった。
ベンチは一死一、三塁として4番・吉田正との勝負を選択したわけだが、バッテリーはこのコールにけげんそうな表情を隠せなかった。あくまでバッテリーとしては4番の吉田正ではなく紅林勝負を考えていた様子で、結果として4番に座る吉田正のプライドも刺激したことで、決勝の2点適時打を許すなど、後味の悪い試合となった。
この采配に関しても、指揮官は後に意図を明かしていたが、フラストレーションがたまる試合が続いている。
「目先の1勝よりも先の成長に期待している」とあくまで前を向く新庄監督だが、理想と現実という言葉もある。なかなか勝ち星がついてこない現状に、開幕直後とはいえチーム内でも焦燥感が漂い始めている。
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