中田退団効果?若手躍動で今季初4連勝の日本ハム・・・大きすぎる代償

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 「中田問題」に揺れる日本ハムに新たな変化が起きている。1日オリックス戦(札幌ドーム)に12ー1で完勝し、引き分けをはさんで今季初の4連勝。中田翔選手(32)が巨人にトレードされた後、10試合で5勝2敗3分け。単独最下位に沈んでいたチームが息を吹き返した。


 
 どちらが首位でどちらが最下位か、わからないような戦いぶりだった。27歳石井があと本塁打でサイクルとなる4安打4打点。25歳浅間も4打点で今季最多12得点を挙げ、これまでのうっぷんを晴らすような爆発ぶり。主砲中田が抜けた影響が心配された打線は、むしろ若手が生き生きと躍動しているように見える。

 数字にも明らかに違いが出る。中田が在籍した今季85試合のチーム打率.226、1試合平均2.9得点はともに12球団ワーストだった。ところが中田退団後の10試合はチーム打率.273、1試合平均5.4得点と攻撃力がアップ。高卒3年目の21歳野村が4番に座るなど、世代交代を印象づける。

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 日本ハムからすれば、狙い通りだろう。今季、投手陣は安定していたが、極度の得点力不足でことごとく接戦を落としてきた。なかでも、調子の上がらないベテラン中田の起用法には苦慮していた。同僚選手への暴力行為をきっかけに、中田を放出した狙いの1つには、打線の立て直しを図る意味もあった。

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