【巨人】丸離脱の危機を乗り越えられるか 「持っている男」26歳外野手の存在感に注目 「何かやってくれそう」
しかしシーズン終盤の9月初めに自然気胸と診断され、リタイア。4季ぶりのリーグ優勝達成の瞬間には立ち会えなかったとあって、今季に賭ける思いは強い。
若林に関しては全身バネともいわれるスピード感あふれるプレーが持ち味とあって、ファンの間からも「何か、やってくれそう」と期待が高まっている。
またほかの1番候補、オコエにしてもオープン戦は打率・375と好調を維持した。阿部監督から課題として伝えられていた右打ちもしっかり取り組めており、状況に応じての打撃、また高い守備力も評価されている。
最後の3人目となる中山は特に今春のオープン戦では活躍が光った。16試合に出場し、打率・304。メジャーとのプレシーズンゲームにおいてもドジャース、カブスとの2戦ともヒットを放つなど、存在感を示した。
プロ5年目、大型内野手として高い潜在能力が認められながら、なかなかブレイクが果たせなかったが、複数ポジションが守れるメリットも追い風となるか。
いよいよ、勝負の開幕を迎える。昨季、4年ぶりにリーグ優勝を果たした巨人にとってもオフには大型補強も行い、万全の態勢を整えてきた。果たして開幕戦のリードオフマンとして名を連ねるのはどの選手となるか。チームの危機を救う、躍動感あふれるプレーを期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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