首位キープの巨人、強さの原動力は打線だけじゃない 充実のリリーフ陣が逆転勝利の呼び水に
昨年の新人王・船迫大雅も11試合に登板して防御率0.93。右打者の被打率は.136と右殺しとして優秀な成績を残している。昨シーズンは防御率8.76と不本意なシーズンだった中川皓太も11試合に登板して防御率0.00と完全復活を果たした。左右の変則投手がブルペンに控えており、リリーフ陣の充実ぶりを強く感じる。
また、現役ドラフトで加入した田中瑛斗は4月26日の阪神戦で不運なヒットから4失点を喫して防御率4.22と見栄えこそ悪くなったが、12試合に登板して失点したのは2試合だけ。安定した投球を続けている。他にも、石川、ケラー、高梨雄平など実績のある投手が控えており、1日の試合のように序盤に失点しても、そのままズルズルいかずにゲームを立て直して終盤に逆転する試合は増えていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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