まさかの3軍降格が波紋、浅野翔吾に何が起きている? 1軍浮上の条件を球界OBが考察 「1、2番タイプに徹したほうが…」

浅野は昨年、阪神戦で満塁弾を放つなど話題を集めた(C)産経新聞社
巨人の高卒3年目外野手、浅野翔吾の3軍落ちが注目されている。
今春のキャンプでは阿部慎之助監督からも指定強化選手に指名されるなど飛躍が期待されていたが、オープン戦でアピールを果たせず。開幕1軍入りは逃がした。
【異例の三軍降格】『浅野に求められているのは長打じゃない』コーチに相談する必要はない!?巨人ドラフト1位浅野翔吾が三軍でやるべきことは…【プロ野球】
その後、ファームでも打率1割以下と絶不調となっていたことで心配されていたが、打撃不振により、4月25日に異例の3軍落ちとなった。
将来の主力選手への成長が期待されている浅野に何が起きているのか。球界内からも考察の声があがっている。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は4月30日に自身のYouTubeチャンネルに「【異例の三軍降格】『浅野に求められているのは長打じゃない』コーチに相談する必要はない!?巨人ドラフト1位浅野翔吾が三軍でやるべきことは…【プロ野球】」と題した動画を更新。浅野の現状に独自の考察を加えている。
今回の3軍降格に関して高木氏はまず浅野のメンタル面を心配した。
目指す開幕1軍を逃がし、ほかの若手選手が続々と1軍に呼ばれる中、自信を失っていった可能性もあるとした。
「3軍に落ちるような選手ではないけども」と前置きしながら、「精神的な部分が作用したかなという気はするけどな」と慮った。
その上で常勝軍団巨人において、外野手のし烈なポジション争いについて触れながら、今後、浅野が目指すスタイルについても高木氏の考えを明かす。
目指すバッターのタイプとしては阪神の近本光司や広島の矢野雅哉の名前をあげながら、アベレージバッターを目指すべきとした。