巨人の正捕手争いに新顔『慎之助』登場! 気になる小林誠司の立場は・・・
一方で名前が挙がった小林も現在、チーム内の激しい正捕手争いに挑んでいる。主戦の大城は打撃に定評があり、肩、リード面に関しては小林に分があるとされてきた。エースの菅野、大リーグから復帰した山口俊とのバッテリーなどで着実に結果を残してきた小林にとっては、ベテランの炭谷が楽天に移籍したことも追い風となり、チーム最年長捕手としてここで一気に正捕手の座を奪いたいところだが、課題の打撃でなかなか結果を残せていない。
「元々原監督は、『うまい選手よりも強い選手』と体の強さをレギュラーの条件に掲げています。さらに若手に対しても『条件が同じならば、新しい選手を選ぶ』とチーム内の新陳代謝を目的に若い選手の抜擢も多い。もし勝負の後半戦で、小林が再び離脱するようなら、もしかしたらどこかの場面で山瀬の抜擢もあるかもしれませんね」(球界関係者)。
昨年の小林は開幕直後の6月に左手首に死球を受けた影響で左尺骨を骨折し、長期離脱を強いられた。さらに日本シリーズ直前の二軍公式戦でも右手人差し指を負傷。これには原監督も「小林は『元』野球選手」「職場放棄」などと厳しい言葉で非難したことも話題を呼んだ。いずれもプレー中の負傷とあって小林には同情すべき点もあるが、肝心のところで結果を出せないことで指揮官が歯がゆさを感じていたのも否めない。
果たして13日から再開するリーグ戦で、首位阪神追撃のために原監督はどんな勝負手を打ってくるのか。激しい正捕手争いにも注目が集まりそうだ。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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