巨人・坂本 5年ぶりBクラスでささやかれる「いばらの道」
坂本は今季最終戦となったDeNA戦(横浜)でも「らしくない」プレーを見せている。勝利が目前に迫った2点をリードする9回一死一、三塁。代打、関根の二ゴロを捕球した吉川がベースカバーに入った坂本に送球。併殺打で試合終了と思われた瞬間、吉川の送球を坂本がまさかの捕球ミス。神里の本塁生還を果たし、1点差に迫られた。その後、大勢は落ち着いて後続を断ち切りセーブ記録を達成したが、ひやりとさせられる場面だった。
この守備で11失策目を記録。2桁失策は3年ぶり。シーズン終盤は疲労も出たのか、体勢を崩し、スローイングに乱れが生じる場面もしばしば見られた。
34歳シーズンの今季は83試合に出場し、打率・286、5本塁打、33打点。不動のキャプテンの欠場がチームのBクラス転落にも影響を及ぼした。また自身においてはシーズン終盤に飛び出したスキャンダルなどもあり、ファンの期待を裏切ったことも不本意なシーズンとなったようだ。
迎える来季、ここまでチームを支えてきた功労者もいばらの道が予想される。再び這い上がれるか、正念場を迎えそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】原巨人 4位確定でささやかれる「原の罪」 さらなる「暗黒時代」を危惧する声も
【関連記事】原巨人 5年ぶりのBクラス確定で「責任問われる」コーチの名前
【関連記事】原巨人 5年ぶりのBクラスで大補強攻勢へ 「根こそぎ狙う」選手の名前
1 2