原巨人で坂本コンバートが本格化か 注目集める「あの布石」とは
一方、中田が左翼の守備練習を行ったことに関してはこんな声も上がる。
「もちろんウォーカーの守備難を補うためのものということもあるでしょうが、先々は坂本が一塁へいったときのために選択肢を広げるという首脳陣の意図もうかがえます。中田は元々守備がいい選手。現在はウォーカーが打撃好調なため起用を続けているが、いつか調子が落ちてきたときに幅広く起用できるオプションを増やしておきたいという気持ちはあるのではないでしょうか」(放送関係者)
不動のレギュラーとして08年から遊撃ポジションを守り続けてきた坂本も今季で34歳シーズンを迎える。球界屈指のショートストップに成長したが、今季ここまでの失策数は「5」を記録。勤続疲労がかいま見えるシーンもあり、体の負担が大きいとされる遊撃ポジションをいつまで続けられるかは近年、話題にのぼるようになってきた。世代交代が至上命題となる中、ポスト坂本の最右翼、中山をいかに育てていくかも今季のチームに課せられた重要ミッションといわれている。
24日から始まる交流戦に向けては「いかに自分たちのペースで戦うことができるか」と腕をぶす原監督。どのような起用でチームを動かしていくのか、今後も注目を集めそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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