原巨人で坂本コンバートが本格化か 注目集める「あの布石」とは

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 いよいよ時計の針は動くか。「ポスト坂本」といわれる高卒2年目の中山礼都内野手(20)が注目を集めている。

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19日の広島戦(東京ドーム)ではプロ初適時打をマーク。巨人で高卒2年目以内の野手がV打を記録したのは坂本以来となった。

 この中山に関しては長嶋終身名誉監督も22日付けの「スポーツ報知」の中で「ボールへの対応力や柔らかさなど、ひと言で『いいバッター』」と触れるなど、高く評価。一方、右膝内側側副じん帯損傷で離脱中の坂本も現在、急ピッチで調整を進めており、今週にもファームの試合に出場予定。早ければ、交流戦中の一軍復帰も見据えている。

 まだまだ実力に差があるとはいえ、伸び盛りの中山の起用をめぐって、坂本復帰後はどのように舵取りしていくのか。注目を集めたのは先の阪神戦中のこんなシーンだ。





 現在一塁を守る中田が、21日、22日の試合前練習で2日間にわたって左翼の守備練習を行った。中田の左翼守備練習に関して原監督は「まあ幅広く、彼は外野も経験あるし。色んな意味合いの中でね」とコメント。

 中田は日本ハム時代にも外野を守った経験がある。左翼は現在打撃好調なウォーカーが守るも守備面で支障が出ているとあって、交流戦では「左翼・中田」「指名打者・ウォーカー」の可能性も浮上している。

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