「そのうちサードに移るんじゃない?」巨人・坂本勇人のコンバートを示唆!? 橋上秀樹氏が明かすセンターラインの重要性とは
センターラインの選手の重要性について、ヤクルトなどで活躍し、引退後は楽天、巨人、西武、ヤクルト、さらには侍ジャパンでコーチを務めたBCリーグ新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ監督の橋上秀樹氏が橋上氏のYouTubeチャンネル「橋上秀樹アナライズTV」で語った。
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プロ野球の交流戦が終了し、それぞれのチーム状況に変化が出てきている。
巨人は交流戦を8勝10敗と、負け越しに終わり、セ・リーグ首位のヤクルトに7.0ゲーム差をつけられてしまった。17日から再開するリーグ戦で巻返しを図るがキーマンとなりそうなのが、キャプテンの坂本だ。右膝内側側副じん帯損傷で離脱していたが、今月9日の西武戦から復帰。復帰初戦の西武戦では早速猛打賞と気を吐いた。
巨人の柱として長年にわたりチームを引っ張ってきた坂本の活躍次第でV奪回への道筋も見えてきそうだが、日本を代表するトッププレイヤーも、今年で34歳を迎える。ベテランと呼ばれる年齢となり、ケガとの戦いを余儀なくされる頃だ。坂本がいるかいないかでは、敵としても味方としても大きく状況が変わってくるだけに、今後の起用法にも注目が集まる。
そんなベテランの域に足を踏み入れている坂本の起用法について、橋上氏はコンバートも今後ありうるという。
「勇人ももうベテランですし、ショートっていうポジションは体に負担が大きいから、そのうちサードとかに移るんじゃないですか。だいたいショートのいい選手は晩年になるとサードに行くっていうのは結構ありますよね。体の負担が全然違うので。そうなると岡本がファーストに行ったり、坂本がファーストに行くことになるかな」
と、ショートというポジション自体の負担の大きさを心配し、サードやファーストへのコンバートも考えられると語った。ヤクルトの名遊撃手として知られた宮本慎也氏が晩年、ショートからサードにコンバートされたように、負担の大きい遊撃手は一定の年齢に達するとコンバート論が浮上するようになる。