広島・長野 古巣で満塁弾!今こそ読みたい「ジャイアンツ愛」エピソードとは
広島・長野久義外野手(37)が、16日の巨人戦(東京ドーム)で8年ぶりの満塁弾を放った。
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「6番・左翼」で先発出場した長野は2回の第1打席で今季1号となるソロホームランを放つと勢いは止まらない。
3回、味方打線が3点を奪い、なお無死満塁の好機。巨人2番手左腕、戸根のスライダーを思い切って振りぬくと打球は中堅バックスクリーンに飛び込むグランドスラム。巨人時代の12年以来2度目となった大仕事に、東京ドームの巨人ファンも惜しみなく拍手を送った。
「感触はあまり覚えていないけど、フェンスを越えてくれてよかった」。勝利を決定づける一打となった。
6月下旬に不振のため二軍落ち。若い選手と共に汗を流した。調子を取り戻し、ファームの試合では打率6割9厘と脅威的な数字を残し、一軍に合流。好調を維持している。
また長野にとっては、古巣での一発ということにも大きな意味を持つ。2019年1月7日。丸のFA移籍に伴い、プロテクトから外れていた長野の広島移籍が球団から発表された際には巨人ファンを中心に大きなハレーションがまき起こった。
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