人命救助の清原氏 好感度爆上がりでささやかれる「球界復帰」の可能性とは
一方、事件の影響で現時点ではどの球団からも出入りを禁じられているという。今回の中日キャンプ訪問は立浪監督の尽力もあり実現。春季キャンプ訪問は実に8年ぶりとなった。一軍キャンプでは売り出し中の石川昂などに対し、約5分間、ジェスチャーを交えながらアドバイスを送る場面もあった。
「事件が事件だけに各球団清原氏に対しては、まだまだ慎重になっている部分はある。ただ、今回の人命救助を契機に、世の中の清原氏への見方も変化している。少しずつ風向きが変わる可能性は十分ある」(球界関係者)
今後は球界で活躍の場が広がっていく可能性もあるというのだ。
これまで築いてきた実績はいうまでもない。西武、巨人、オリックスで球界歴代5位となる525本塁打をマークしている。
今回の清原氏の行動について中日・立浪監督も「すごいですね。当たり前のことをやっただけですと(本人は)言ってましたが、素晴らしいですね」と絶賛。同キャンプを訪れた際の若手へのアドバイスも各選手の胸に響いたようで、チーム内では再びの訪問を熱望されている。こういった声も受け、立浪監督は「早く野球界の仕事に戻ってきてほしい」と訴える。
かつて甲子園をわかせたKKコンビの桑田氏は現在、巨人でチーフ投手コーチとして投手陣再建に尽力している。再び指導者として「KKコンビ」が並び立つことがあれば球界が盛り上がることは間違いない。今後も清原氏の去就をめぐっては注目を集めそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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